『 狂犬病 』

 法律で毎年一回予防注射を受けるよう義務づけられている人畜共通伝染病です。
狂犬病ウイルスに感染した犬に咬まれた時に、唾液中に含まれる狂犬病ウイルスにより
感染します。

 狂犬病は犬も人も一度発症すれば致死率が100%という非常に恐ろしい病気です。
世界の大部分の国、地域で、狂犬病は発生しています。お隣のロシア、中国、韓国でも
発生しています。幸い日本では検疫という制度により、1957年以降発生していませんが、
近年人や物の流通が盛んになり、また外国船からの不法上陸犬が多数目撃されており、
狂犬病の侵入の危険性が高まっています。
  日本では、狂犬病予防法により生後3ヶ月以上(生後91日以上)の犬は狂犬病の
予防注射を受け、登録することが義務づけられています。室内犬であっても
予防注射を受けなければいけません。
狂犬病の発生を防ぐために、
毎年必ず予防注射を受けてください
 なお狂犬病予防注射は毎年4月から6月までが法定実施期間となっていますので、
なるべくこの期間内に実施してください。